2017年5月16日火曜日

Straight Forward ( or not ?)

 最近自分の言うことにあまりにも一貫性がないかな?とか思っています。昨日la la larksの話をしたと思ったら今日はシュピーゲルの話、次の日はマンガの紹介、という調子ですから。古墳の話をしたこともありましたね。イミフメイ……。

 一応自分の中ではつながっているんです!ツイッターでもブログでも、自分が「おもしろい」と思ったことを書こうと決めています。

 「面白い」でも「オモシロイ」でもなく「おもしろい」なのが重要です。前者では海場社長あたりが「ふぅん」という言葉をマクラにしつつ言う感じですし、後者では森見登美彦風味が出てきてしまうと感じるからです。狸の親分が出てくるかもしれません。有頂天家族!

 おもしろいことは世の中にたくさん、それこそいくらでもあると思っています。ただ、多すぎるのも時には問題。せっかく見つけても忘れてしまうんですよね。最近特に物忘れが激しくなりました。道や名前がなかなか出てこなかったり、やすやすとダブルブッキングしてしまったり。年をとったか、くぅ~。

 だからこのブログやツイッタ、そして小説は、そういったおもしろいことを書きとめるためにやっている部分もあります。言葉で書き残しておけば忘れないし、埋もれてしまうおもしろいことを人に伝えることもできます。

 はかない、美しいもの、価値のあるものを少しでも留めようという努力が、絵や/音楽や/言葉を生んだのではないでしょうか。

2017年5月14日日曜日

シュピーゲル二次創作作品感想その1:ラピツティアさん『"Tanzen statt Worte"』

 
 今日の愛知は暑かったです・・・・・・。昨日は風雨が強くてまるで台風が来たみたいだったし、もう夏が近づいてきている感じがしますね。

 夏といえば?そう、夏コミ~!(強引)

 他の作品の宣伝や感想の投稿が多くなっていますが、ちゃんと夏コミに向けた準備も始めています。今は資料をチェック中。もう必要なものは集めて、内容を精査しております。

 その一環で、他の方々が書かれたシュピーゲルの同人作品を読み直しています。どういうジャンルにニーズがあるのか知りたいなと思いまして。去年の冬コミ以来自分のことで手いっぱいで、拝見できていなかったですし……。申し訳ナス……。

 今日読んだのはラピツティアさん(ツイッタ:@rabbitia)の『"Tanzen statt Worte"』!(クリックで作品ページへ行けます。)

 オーストリアで実際に開催されている「軍人舞踏会」に参加した特甲猟兵ズ=白露/陸王&秋水&剣兄弟の様子と、彼らが抱く思いを描いた作品です。
 
 ラピツティアさんは既に5年以上シュピーゲルの二次創作小説を投稿されていて、数も20作を越えていらっしゃる実績のある方です。継続は偉大!

 今作は読後感がとても爽やかでした。兄弟合体(なんだそれ)してしまった後の陸王も出てきて、そんなに明るい話ではないはずなのですが。かつて正気だった頃の白露の内面や、夕霧との楽しい交流の一幕が明るい印象を持たせてくれたのだと思います。

 タイトルは和訳すると「言葉の代わりのダンス」でしょうか。内容を直球で示した良いタイトルだと思いました。

 全然数えたわけではないですが、特甲猟兵ズがまだ希望にあふれていた頃を書いた二次創作作品が多いような気がしますね?(自信が無い)夏コミで出す自作『シュヴェーアトシュピーゲル』は剣を主人公にする予定なので、被らないように気を付けないと……。

 とはいえ、まずは特甲児童達を魅力的に描くのが必須条件!頑張りますv(- -)v

2017年5月12日金曜日

地面も言葉も疑いながら

 地に足をつけろ、という言葉があります。『考え方や行動が堅実・着実で、裏付けがしっかりしているさま』とのことです。©広辞苑。現実を見ろ、とか夢見がちになるな、あたりが類義語だと思います。こう思うことも不思議といえば不思議ですよね。地面に立っていれば現実的でしょうか?座ったり、寝転がったりしていた方が安定するし、身体も疲れないです。ちょっとくたびれてバランスを崩したりしたら、もう足なんて信用できません。


 夢見がちになるな、というのも気になります。大変リアルな夢だってあるでしょう。僕は今朝、大好きな歌手で既に解散してしまったGARNET CROWが復活ライブを行う!というニュースを聞かされる夢を見て、狂喜した瞬間に目が覚めました。起きてもしばらくそれが夢だと信じられなかったくらいです。物凄くリアルで、本当にニュースサイトの映像を見ているかのようでした。レイアウトなんていかにもそれらしくて、新しい舞台用の衣装を着たメンバーが映っていて……。『現』に『事実』としてあることが現実といいます。あの瞬間、確かにこの夢は僕にとっての事実でした。確かに裏付けこそないですが、夢見がちになっても考え方や行動が無軌道になったりはしないのでは?


 同人活動を始めて、ブログを書くようになって、こういう言葉の細かい意味が気になるようになりました。ちょこちょこと記事にもしているので、気づかれているかもしれません。語弊があって、自分の意図が伝えられないようでは困ってしまいますから。正しくて分かりやすい言葉を使いたいものです。安直な考えですけれど。


 一方で、どんなに様々な多くの言葉を費やしても伝えられないものもあるだろう、という思いもぬぐえません。それが本当かどうか確かめるために文章を連ねたいものです。

2017年5月10日水曜日

「アリア」通販を始めました!



 「アリアを憎んでいる」通販を始めました!




 少し発行から間が空いてしまいました……。通販は色々設定しないといけないことが多くて面倒ですが、売り方の勉強だと思って頑張っています。

 送料を含んでいるので、イベント販売価格より価格を上げさせていただいております。ご了承ください。

 こちらは夏コミにも(当選すれば)持っていく予定です。安く購入したい人は現地で買おう!

 

2017年5月8日月曜日

Kids-MGMTがテーマ曲

 子供があまり好きではありません。いきなり暗い!これは身体的な意味(幼児体型、など)でも、精神的な意味でも(子供っぽい、とか)あります。一言で言ってしまうと、人間に見えないからです。

 前者の観点からだと、子供の身体というのは少々アンバランスだと思います。お腹なんかぽこんと飛び出ているし、3,4歳だと、4頭身くらいですよね。身体に対して頭が大きすぎます。ちょっと力を入れられたらいきなりぽきりと折れてしまいそうで、どきどきしてしまうのです。脳が成長し過ぎた副作用ではないかと勘ぐってしまいます。

 子供のこころもよく分かりません。どう動きたがるか予測がつかない。いきなり走り出してどこかにいってしまうことなんて日常茶飯事でしょう。言うことも遠慮や歯止めというものを知りません。さっきまで何かについて騒いでいたと思ったら、もう興味を失って他のことをしている。人間というより、野生の動物のような気がしてしまいます。世のお父さんお母さんには頭が下がります。

 色々考えると、子供が自分を型に押し込めて、形をどうにかこうにか整えたものが大人、人間と思えるものなのかもしれません。社会で暮らすため、他人と一緒に過ごすため、自分を押し固めて我慢して過ごす。そうすることでようやく人間として認めてもらえる。その間に消して、目をそらしてきた衝動や気持ちの残骸の上に立って。そうやって選び取ってきたものと、踏みつけてしまったもの、どちらが本当の自分でしょうか……。なんてね。

 そうは言っても、身体が大きくなったらもう子供として扱ってくれないのが昔の普通だったはずです。ある年になったら、刺青を入れたり、割礼をしたりして、その瞬間からもう大人、なんてのは今でも続けられている風習だそうですし。痛みに耐えられないような弱いものは共同体で生きる資格がない。どうしたら大人か、人間か、なんてのは余裕のある時代の感傷ですね。


家の近所の古墳。昔の子供はどうしつけられたのか、とか気になりませんか?


2017年5月7日日曜日

”狼は死んだ。もういない。――そういうことに、なっている。”

 こんばんは。一昨日投稿した『アートレイル』の紹介記事が今まで一番ビュー数が多かったのでちょっと複雑な気分の川口です。やはり谷口さんのネームバリューか……。いえ、しかしこれによって『アートレイル』、谷口さん、ひいては樋口彰彦さんの名前がもっと売れれば何より!ということで、今日も樋口さんの別の作品を紹介することにしました。


『ルー=ガルー 忌避すべき狼』
原作:京極夏彦/作画:樋口彰彦


 前回の記事でも少し触れた、京極夏彦さんの小説のコミカライズです。京極さんといえば大御所大人気大作家として言わずもがな。(大が多い)特に妖怪や人の心の闇を扱った作品に定評がありますが、今作は数少ないSFものです。

 舞台は近未来の日本。パンデミックにより天文学的多数の死者を出した世界の人々は強烈な監視社会のもと、物理的接触を避け、モニタと『端末』を通して他者と交流していました。その中で生きる主人公の牧野葉月は、数少ないリアルの知人の一人を殺人事件により失います。それをきっかけに葉月は事件の真相へ、そして人と向き合うことに踏み出すのです……。

 書いていて気づきましたが、このスジって『ハーモニー』に似ていますね……。こちらの方が先なのでパクリではありませんよ!『ハーモニー』は個人をリソースとして過剰に保護する社会に対する息苦しさ、さらにはそもそも人間の価値とは何か、ということがテーマだったと思います。『ルー=ガルー』は葉月が生きるということ、ひいては人と接するということを受け入れる、個人の成長物語です。

葉月に接したいと思わせる周りの仲間たちも華で、神秘的なボク女:歩未、天才発明少女:美緒、チャイニーズツンデレ:麗猫……。ちょっとミーハーな書き方をしてしまいましたが、樋口さんのこの女の子たちの描き方がとても可愛い。現在ネットで見られる画像だと伝わり辛いのですが、原作中での微妙な表情の揺れが胸を掴むんです!


(左下から美緒、麗猫、葉月、歩未。上の二人は原作で!笑)

とても可愛い。

大事なことなので二度言いました。京極さんの原作の冷たさと、樋口さんの絵の暖かさが同居するこの稀有な作品を読まないのはとてももったいないです!どうか目を離さないでください。

2017年5月4日木曜日

『設定』と『かわいい』では弱い?


今日は久々にマンガの紹介をします!こちらです。



原作:谷口悟朗/作画:樋口彰彦 
『アートレイル-ニセカヰ的日常と殲滅エレメント-』

自分で定めた予定、『日常』にこだわりをもつ高校生、四十万伊織はある日唐突に謎の存在、『アートレイル』(表紙の黒い四角いもの)と遭遇します。
そして同時に、アートレイルが地球の半分を消し飛ばしたこと、自分がアートレイルと『対話』するために生み出された人工的な存在であったことを知らされます。
それだけでなく、これまでの生活はその能力を測るためかりそめに『設定』されたものであったと知るのです……。

 発売当初は『無限のリヴァイアス』や『コードギアス』で有名なアニメ監督、谷口悟朗さんの初のマンガ原作!という触れ込みで大々的に登場したマンガです。声優さんに声をあててもらうイベントなどやって、大きく宣伝していました。谷口さんらしく、大味なSF設定と、目を引くキャラクターがこの作品の第一の魅力でしょう。

 作画の樋口彰彦さんも京極夏彦さん『ルー=ガルー』のコミカライズなどで実績のあるマンガ家さんで、とてもかわいい(迫真)絵を描かれています。昔はアクション描写に少し物足りなさがあったのですが、この『アートレイル』では迫力を増しており、かわいさ(重要)と恰好良さが同居して魅力となっています。

しかしこの作品……、宣伝のわりに売れなかったのか、2巻以降の単行本が未発売&発売自体未定なのです!
もう4巻分溜まっているらしいのに(; ;)(樋口さんツイッターより)

確かに、一見しただけだとどこが面白いポイントなのか分かりにくい点があると思うので、読者がついてこれなかったのかもしれません。
しかし!『設定』された自分の境遇に抗う伊織の生きざまと、樋口さんによって描かれる伊織を支える仲間の面々の可愛さ(大事なことなので二度)&凛々しさは心に残るものがあります。



2話より。webでも読める話なので転載します。伊織が母(設定)だったこずえにつめよるシーンなのですが、このお母さんの表情かわいすぎではないですか?(小並感)


ぜひ皆さん読んでみてください。そして単行本続刊刊行の声を出版社に伝えてあげて頂ければ幸いです(_ _)