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2018年1月24日水曜日

【退路】5月のサミットは行きます!&冲方塾応募します!【爆破】

 いやあ、雪がスゴイデスネー。
 
 僕も今でこそ愛知住まいですけど、学生時代は東京に住んでいたので関東の皆さんの大変さが聞こえてきます。無理して外出しないのが一番。暖かくして、お部屋でゆっくりしていってね(死語?)


 え?


 他に言うことがあるだろうって?


 ええ?


 えーと……。



 冲方サミットに行かなかったどころか、
 全然触れなくてすみませんでした!<(_ _;)><(_ _;)>


 
 前回の、前回のブログを書いていた時はまだ楽観していたんです……。タイムシフトとはいえ、バッチリチェックして、すぐに感想と冲方塾への意気込みを書く……つもりでした(震え声)

 もう4日経っているなんて、信じられないよ、ダディー。

 ついに第二回冲方塾の告知もされて!浅田さんもれねねねさんも、うぶちんに自分の作品差し入れして、サミットアカウントで取り上げられてスゴいのに!僕ときたら。

 丸刈りにでもする?全剃りするの?オットーくんみたいに?というかお天道様の下歩けると思ってるの?ブタ箱入りだよ?オットーくんみたいに?
 

 いやいやいやいやいやいやいや。

 
 できればボーズにはしたくないし。お天道様の下も歩きたい。


 だから!?かわりに?!
 退路を断ちます!



 5月12日のサミットは必ず殴り込みかけます!
 &
 冲方塾には必ずシュピーゲルの長編で応募します!


 
 ついにその一部が明らかになり始めた第二回冲方塾。
 我々(僭越ながら自分も加えさせてください土下座)精鋭が待ち望んだシュピーゲルの対象作品追加ときちゃあ、戦線への参加に志願しないわけにはいきません。

 
 ロイヤリティの義務を果たそうとした”幸運の弾避け王子”のように。
 ただ我々と彼が違うのは、陰から後押ししてくれる<赤のジャック>がいないということ。

 さあ。

 孤独に、しかし確かに”つながり”を感じながら、ヤクトツァイトを始める時です!


 だんだんおかしな感じになってきたのでやめます(笑)。

 「ブルーテガル」も鋭意執筆中です!これで冲方塾に応募するかまだ分かりませんが、続報を待っていただければ泣いて喜びます!!



原作と「ブルーテガル」の資料にしている本。読むだけでも大変だけどガンバリマス

2018年1月10日水曜日

覚えているものを、少しでも残す

どうも。
最近『ブルーテガル』の原稿をやるとメンヘラになるマンこと、川口です。


暗い話を書くとアテられるんですよね……。
口に出さなくても、考えたりキーボードで打ち込むだけで影響されちゃうんだから、人間のこころなんて移ろいやすいもの。
アウトプットしようとすると、その瞬間から変質していくということでしょうか。


今月から、しばらく不定期・おろそかにしてしまっていたブログをまたちゃんと動かしていこうと思っています。
ということで、本日の内容も最近書いていなかった日々の考え事~~(ドラえもんが道具を出す時の擬音)


以前にも書いた気がしますが、僕は毎日手帳に、その日の予定だけでなく実際にどう行動したかもつけています。
元々は普通に、スケジュールを忘れないよう先のことだけをメモしていたのですが、いつからか過去に自分がしたことも残すようになっていました。


この動機は不安感のため――あるいは安心感のためです。
自分の行動に無駄な行動がなかったかという心配の解消/確かに合理的かつ価値のある行動をしたという確信の獲得をしたかったから。


ただ、長く(もう5年近く)続けるにつれて、思いがけない効果が起こってしまうことに気づいたように感じています。
忘れるから、覚えておきたいからと思って書き残すほど、実際に覚えておく力=無から思い出す力が低下していっているような感覚があるのです。


これは道理といえば道理です。記憶するための脳細胞を使わず休ませて、外注に出しているわけですから。
筋肉だってトレーニングしなければ衰える。自転車だって乗らなければ錆びつく。ペダルからイヤな音がしますよ~キィ~~ってなもんで。


外に出すことは諸刃の剣かもしれません。
楽だけど、自分のものになるはずだった何かを確実に失う。
アタマを柔らかくして、いつも環境に鋭敏になっていれば確かに記憶に残せたかもしれない、美しい風景やかぐわしい香りも文字には残りません。ただ「綺麗な風景を見た」「良い香りだった」、そういう言葉に集約されてしまいます。


念押ししたいのは、僕が書くことを好いているということです。
辛いことや大変なことに惑乱した気持ちも、胸いっぱいに満ち溢れた嬉しさや愛も、書けば自分の手で扱えるようになって、人に伝えられるという思いを抱けます。


ラクさや忙しさにかまけて、価値のあるものを無味乾燥な事実にしてしまわないよう気を付けること/書き尽くせないものを、少しでもホンモノに近づけられるよう言葉を連ねるという熱意を失わないことが大事でしょうか。


最近絵を勉強しようと思いたち、好きなマンガを模写しています。
描く事も書く事と同じ要素がある?

2017年9月17日日曜日

私生活の好機はまだ

今週は仕事が忙しい時以外は原稿やってました。まだ他人と書いてひとに見せられる段階ではない……。怠けてると思われるんじゃないかという恐怖を常に抱いております(チキン)。

座り仕事の辛いところはこういうのですよね。仕事の方でも一日中パソコン叩いているので。家帰ってもノーパソが友達。指が痛い!

またそういう部分は鍛えられないから、筋トレして防ごうと思っても無理だと思ってます。肥大していくのは指の関節ばかり。農夫か。ホントの農家はお前なんかよりもっとムキムキだよ。謝れ。すみません。

まあそういう痛みもね、音楽聴きながら作業すれば紛らわせられるんですよ。最近のイチオシはこれ↓


PENGUIN RESEARCHは歌詞がストレート&メロディがキャッチーで良いですよね~。この曲は配信限定で、AWAで流れてきたので聴いてみたんですがかなり耳を引っ張られました。アニメ畑ボカロ畑で鍛えられてきただけのことはあります。

勢いでライブのチケットも買ってしまいました!10月13日(金)@池下CLUB UPSET!!

©vivid undress, PENGUIN RESEARCH/ヴィヴィアンのツイッターから転載させて頂きました。

前回も紹介したvivid undressとの対バンイベント「ビビったヤツはオシリペンペン!!?」です。ただ実は主目的はvivid undressだったり(笑)(今までの話は?)(クソ)

いやいや、まあそもそも「ヴィヴィアン良かったな、応援したいなー」→「あれ、PGRと仲良しなの!?」→「観たことないしちょうどいいや、買っちゃえ」だし。
対バンの方が色々楽しめていいじゃないすか!僕はワンマンのチケットばかり売り切れる風潮に異議を唱えていきますよ~。

2017年9月9日土曜日

永遠について語るとき、何を語るか?~テスラは泣かない。×鳴ル銅鑼×vivid undress ライブレポ~

もはや週一の体を示し始めた当ブログ。ま、まあ継続することが重要ですから(震え声)

今日は日々の日記と紹介を兼ねて、行ったライブのレポート!ライブに行くのもレポートも久々!!確認したら約3か月ぶりでした。(^^; )

今回参戦したのは、8日にあった鹿児島発マグマロックバンド『テスラは泣かない。』のニューアルバム『永遠について語るとき、私たちの語ること』Release Tourです。もちろん?名古屋。

ハロスリも好きなので大阪に行けたら嬉しい人生だった

会場は新栄のアポロベイス!ダイアモンドホールの系列店で、始めて行きましたが、適度な広さと良い音が好印象でした~。
さらにこの日はドリンク300円!ついついお酒をたくさん飲んでしまいましたが、トイレが綺麗だったのも◎です(笑)。


トップバッターはvivid undress!
初見&音源もほとんど知らない状況(YouTubeでほんの少し確認しただけ)で観ましたが、とても良かったです!!
何が良いって、メンバーの皆さんが全員、楽しそうに演っているんですよね。
僕は音楽に(そしてライブに)、なによりもまず楽しさを求めています。だから観ているこちらも楽しい気分になるような表情やそぶりを魅せてくれると嬉しくなりますし、また観たいと思えるのです~。
曲もどれも大変に格好良く、やっぱり自分は鍵盤×ギターが前面に出た音が好きなんだなぁとしみじみ思いました。


二番手は地元出身、鳴ル銅鑼!
こちらも初見&(ry…だったのですが(地元なのにね)、メロウでノれるライブを観せてくれました。
今回の3バンドの中では唯一鍵盤がないスタンダードな4ピースバンドだったのですが、だからこそ楽器の音がまっすぐ×心地よく耳に届きました。
6日に新譜を発売したばかりで、そこからの曲が多かったので初心者の僕にはハッピー(←サブスクリプションで聴けたのです)。過去の音源も探して手に入れたいなあと思わせられました。


そしてトリはもちろんテスラは泣かない。!
ライブは一度だけ、去年のサカエスプリングで観ていたのですが、その時よりさらに進化した踊れる&アガる↑↑サウンドでした!!

このブログでも以前紹介したリード曲「アテネ」で十二分に温まった会場をさらに噴火!(笑)そこから定番「Cry Cry Cry」、アルバムの新曲「ミスターサンライズ」とアッパーな曲でたたみかけてくれました。
このあとの「フール フール フール」、「名もなきアクション」はコール&レスポンスを呼び掛けてくれて、会場との一体感も最高潮!
ラストの「Like a swallow」→アンコールの「GLORY GLORY」の世界観は、来年で10周年を迎えるテスラが帰ってくる場所として彼らの心にしっかりと根付いていることを感じさせてくれましたね~。

ベースヨシムタさんの復帰祝いリリースということもあって、彼ら自身もやはりとても楽しそうに、そして嬉しそうに演っていたのが印象的でした。
Vo.村上さんは「永遠について語るとき私たちの語ることは『永遠はどこかにきっとあるからそっと胸にしまっておこう』ということ」という趣旨のことをおっしゃっていました。メンバーの一時離脱という苦境を乗り越えたからこそ出てきた言葉なんだろうなとしみじみ思います。

テスラのメンバーは年齢的にもお兄さん・お姉さんという感じで、応援していくだけでなく僕もこんな風に創作活動をしていきたいと思えるような姿を見せてくれました!僕は(そしてあなたは)、何を語れるんでしょう……。
追いかけて、頑張ります!!

会場の写真とかを撮り忘れたのでvivid undressのツイッターから転載させて頂きます…(__;)
打ち上げまで楽しそうですよね!



テスラのセトリは以下!
※曲順は誤りがあるかもしれません、ご了承ください。

アテネ
Cry Cry Cry
ミスターサンライズ
名もなきアクション
フール フール フール
アンダーソン
Lie to myself
サラバ
Like a swallow
アンコール:GLORY GLORY

2017年7月2日日曜日

世界は大丈夫だ。

平常運転に戻すと言っておきながら一週間も空いてしまいました。ハズカシイ……。

そんなことしてる間に、ついにこの日がきてしまいましたよ。

シュピーゲル最終巻発売ですよ。



シュピーゲル最終巻発売ですよ!(くどい)

長かった/とうとう終わっ(てしまっ)た――第一声はこの言葉に尽きました。もうね、中身関係ないんですけど。とにかく出たということが重要なんです。10年追っかけてましたからね、10年。当時のうぶちんはまだまだ知名度低かったのに、今じゃ押しも押されぬ人気作家。僕なんぞのメールに返事してくれてたような人が本屋大賞受賞の直木賞ノミネートですから。

感慨がとにかくすごくて……。勢い余ってSSを書いてしまいました。(クリックで作品へ)

このSSはもう、良い気持ちしか書いてないです。正直に言って、読了直後は胸が良い気持ちでいっぱいでした。

もちろん細かいことで、ちょっと残念だな~っていう点もあるんですよ?

特甲猟兵が白露以外救われる描写もなく全滅しちゃって、誰か一人くらい生き残ったり、過去の描写があったらな、とか。
他はみんなカップル成立なのに吹雪だけ目を覚まさないとか悲しすぎィ!とか。
カール・クラウスとハンス・W・クラインの描写アッサリしすぎちゃう?とか。
日本人移民の設定とか冬真が死ぬことを“消えた”と思っちゃう設定は掘り下げないの?とか。
オイレン・スプライト各4巻のFBIとCIAはあれきり!?とか。

ま、そのへんは全部自分の二次創作で書けってことですね!
うぶちん、題材をくれてありがとう!!(マジキチスマイル)

とりあえず『シュヴェーアト』がうまくいったら、特甲猟兵の過去話をシリーズ化したい……。するぞ!

2017年6月24日土曜日

久々に ブログを書いて ことばヘン

 今日は一日『シュヴェーアト』の続きを書いていました。もう暑くてかなわんですね。夏でございます。

 僕の家はマンションなので、熱がこもってキツいんです。冬は暖かいんですが。あと家の近くに田んぼがあるので、この時期はカエルの鳴き声がうるさい!まるで催眠音波!!

 しかし、こう酷暑になると、どんどんオイレン/スプライト4巻みたいな世界に現実が近づいているような気がしますね?

 執筆の関係でダルフールの平均気温を調べていましたが、スーダンの1月は平均最高気温が36℃らしいです。(英語版wiki「エルファシル」の項より)その数字見ても、あんまり驚きませんでしたもんね。ふーんスーダンでも40℃いかないのか~みたいな。セイセイ冬だぞ、みたいな。猛暑に慣れてしまっている。

 アメリカがパリ協定を離脱してしまったらこの傾向も加速されるのでしょうか。ネットで見たのですが離脱宣言後、ドイツのメルケル首相が「欧州人はもう他国の首脳を信じられなくなった」的なことを演説したそうです。

 一国の・しかもドイツの首相にそこまで言わせる大統領のヤバさたるや。トランプさん/アメリカ国民がこの決断を後日後悔するようなことがなければいいんですけど。

 僕個人は近年の保護主義的/各国主義的な傾向はシュピーゲルで言うところの『自分の国とはいったいなんであるかを問うための新たなナショナリズム』の時期なのだと思っています。(スプライト2巻より)そういう意味では、シュピーゲルはある側面で現実を予期していたのではないでしょうか。

 イギリスがEU離脱に動いてしまったり、フランスが国内に軍を展開してしまったり、作品を裏切る悲しいことも現実になってしまいましたけれど、作品が見せてくれた良い未来を信じて生きていきたいです。

2017年6月22日木曜日

“お前は正しく夢を見ることができるか?”


――《413729231713117》――

 バシーンッ!はっ!!

 お久しぶりです!夏コミに落ちたショックでフロー状態になっていました……。ツイートもできない孤独な戦いの末、何とか時間面を進めることができましたしみじみ。
 
 ということで、告知をします!!!


「シュヴェーアトシュピーゲル」第壱章公開しました!(クリックで作品へ)



剣〈シュヴェーアト〉の幸福/矢〈ファーレ〉の失墜

本編で涼月たちを苦しめた特甲猟兵・ユング兄弟――そのうち、初出時既に亡くなっており「テスタメント2」で亡霊のような形で”復活”した末弟=剣・シンケル・ユング。
 レベル3の副作用たるフロー状態に真っ先に陥り/二人の兄にいじめ殺されるという壮絶な運命をたどった彼の人生とは何だったのか?

 第二章以降は夏コミ近辺で公開/頒布の予定!夏コミ落ちたけど!!頒布方法のめど全然たってないけど!!乞うご期待!!!


既刊絶賛販売中です!(クリックで販売ページへ)


 サークル「众」名義で発刊した既刊二作品、同人誌通販サイト「BOOTH」にて絶賛発売中です!それぞれ表示価格とは別に、送料310円がかかります。

・シュピーゲルシリーズ同人イラスト+小説本「二〇一七年、ミリオポリスで。」
(B5/本編16P)\500-

 初☆同人!


B5モノクロイラスト2枚・本編でも挿絵が無い、不遇な御影(笑)が主人公の短編小説「エアヴァクセシュピーゲル」を収録しています!

・オリジナル短編小説「アリアを憎んでいる」(B5/カラー表紙/本編36P)
\700-
 
 初☆オリジナル小説!

 
男子高校生、永屋覚徒(かくと)には憎むべき相手がいる――その名は『アリア』。
覚徒は激しいその感情を自分でも扱いかねていた。ひとに揺さぶられた心を、ひとに向けるための物語。

ーーーーーーー

 久々にブログを書いたからびっくりマーク(←エクスクラメーションと言え)を濫用してしまいました。!< やめろ…俺を濫用するな……

 今日からは平常運転に戻ります。ブログも定期更新を再開しますし、何も言わずに始めたSS=”loop”の続きもやりたいのです。あっ、サミットも行きますよ!くう~前進前進~~。しゅっしゅっしゅっしゅっ――ぼーっ!!(エンデミオン号風に)

2017年6月5日月曜日

孤独のグルメ(一人暮らし的な意味で)

最近食事をモリモリ食べています。たまたまスーパーに行ったときに、たまたま食材が安いことが多かったので。朝から晩まできっちり三品ずつ。健康的!

とはいえ、男の一人暮らしなので凝った調理はしませんが。大体肉と野菜を炒めて塩コショウをかけるだけ。肉⇔卵だったり塩⇔しょうゆ⇔ケチャップに置換可能です。ホントは焼き肉のたれが欲しいんですけどね。絶対余らせて捨てるハメになるからモッタイナイ!

定番は↑の主菜にインスタント味噌汁とサトウのご飯的なレトルト米をつけます。そこは手を抜くのかって?いやいや、これぐらいじゃないと続けられないから。栄養価的にも味的にもOKOK!

以前は主菜も冷凍食品だったり、米も味噌汁もなくてカップラーメンだったりしたんですけど、やはり味気ないんですよね。無理やり濃く味付けされたものを食べている感がすごい。口を通って行った感じはするけど、食べた!という感じがしない。

自分で素材を買って作ると、この点が違うんですよね。生きながらえている、という実感があります。食事によって。食べ物が何からできているのか、ひいては自分が何からできているのか、思いをはせられるのです。

そしてつけあわせは必ずこれ


なんでも多少なりとも自分の手でやる、というのは生活に必要な視点だと思います。例えば:移動は電車やタクシー、食事は外食、余暇は飲み会という調子だったら?楽だし楽しいでしょう。漢字が続いたな。気づいたら楽しいまま時間が過ぎていきます。お金はかかるけど、イージーな道です。

けれど、それをずっと続けていたら、流されている、という思いが生まれてくるのではないかと僕は思います。川底に足がつけられずに、ただぷかぷか渓流を下っていくような……。爽やかで気持ちいいけれど、どこか不安になってしまう。

まあ大抵の物事は自分の意思ではどうにもならないでしょう。それでも、たまに流れてくる木や、流れの途中にある岩に捕まってみるのも悪くない、ということです。

2017年5月31日水曜日

対重力的眩暈熱中症

ここ二回の投稿は久々にショートストーリーを連投しました!唐突ですねタハ。一応意図があってやっていることです。まだ言えないだけで←思わせぶり。

今回の話はある作品の二次創作です。僕の好きなものではありますが、冲方さん関連ではありません。「アリア」くらいの短編を目指しています。二十代女性のほろ苦く切ないラブストーリーにしたかった。既に過去形!はもう少し待ってくださいね。


さて、ということで今日は平常運転……。紹介シリーズを書こうと思います。最近やっているのはこれ↓


『GRAVITY DAZE 2』です。

 僕にとってかなり久々のゲーム体験です。このタイミングでPS4を買っているあたりからお察し。一応これをやるためにわざわざ買いました。

 でも実は、これがやりたいと思ったきっかけは全然覚えていないんですよね。なにかのPVを見て、面白そうだと感じたからだと思うんですけど。

ま、きっかけなんて今となってはどうでもいいんですよ。大事なことはただ一つ。

キトゥンかわいい!

キトゥンというのは画像にも描いてある主人公の女の子です。いやね、ゲームの良い点って紹介が難しいと思うんですよ。画像がきれいとか、操作感が楽しいとか、ストーリーに謎がちりばめられているとか。言葉であんまり言い立ててもどんどん離れていってしまいます。だから諦めました!(クソ)

何も言わずにキトゥンちゃんを見てください!!くりっとした目/すらりとした脚線美/幼さと大人の間で揺れるプロポーション=∞。

もう少し真面目に言うと、ゲーム内世界のアートディレクションもとても良いです。「重力」や「飛行」をテーマに、エキゾチックにまとめた風景は眺めているだけでもとても楽しい!その中を浮遊する感覚は今までにないものでしょう。ゲームPVはコチラ。

2017年5月25日木曜日

お口にチャック!

思ったことをすぐ口に出してしまいます。いい加減大人なのでだいぶコントロールできるようになってきましたが、何かに没入したりしてしまうともうだめです。

いちばん多いパターンは“実況”です。「あーめんどくさいなー」とか「ちくしょーこいつやってくれるな」とか。取り組んでいる物事の様子を説明してしまうんです。誰にだ。

次に多いパターンは“回想”です。「××すればよかったなあ」とか「こうしてくれればよかったのに!」みたいな。これはあまり言うのが危険なヤツです。うっかり相手に対する不満とかを述べてしまった日には、一巻の終わり・・・・・・。

言葉とは不便なものです。他人に向けて言ったつもりのものでなくても、うっかりおかしなことを言ってしまって、それが聞きとがめられたら大問題になることも。逆に、他人に向かって話しているつもりでも、全然相手に伝わらない――受け入れてもらえないこともあるでしょう。

 伝わらない虚しさと、伝わった(ような気がした)時の気持ち良さと、そのはざまで揺れています。ポエムでした。←ツイッタでやれ。

言葉が伝わっていない人の図。めだかボックスはおもしろかったなあ(小並)

2017年5月23日火曜日

微笑んだり涙を流す様な月並みな幸せ

 良い知らせがあったのでシュピーゲルの話が続きましたが、他のことも楽しんでいます!少し遅れましたが、先週の土曜に行ってきた分島花音さんのライブのレポートをしようと思います(^^)
 
 今回のライブはツアー”Blue Beast Biology ”のうちの一公演、名古屋SPADE BOXでのものでした。このツアー、最初の東京での公演はSOLD OUTになってしまったんですよね。それを見て、慌ててえらく早くにチケットを買ってしまいました。

 蓋を開けてみれば名古屋では当日券も出てしまいました。やはり東京以外だとそこまでではないんでしょうか。別に決してガラガラだったわけではないですよ!今回の会場だったSPADE BOXはキャパ400人ですが、8割ほどは埋まっていました。

 新しいし、駅からすごく近くて会場としては悪くなかったですね~。ただ、一番大事な音とステージが少し……。構造?のせいか設定?のせいか分かりませんが、楽器の音に広がりがないように感じました。ステージも客席から高くなっているうえに少し横に狭くて、位置によってはちょっと見づらい。

 名古屋の同じくらいのキャパだったら、エレクトリックレディランドがオススメです。ウケないと分かっている地元ネタ~。早く本題のライブ内容について書くべきですね!

 第一に、分島さんの魅力は歌唱力とトータルのセンスだなあと実感しました。歌手に必須の伸びやかな声と扇動力!一年ほど前にも東京のクラブクアトロでも観ているのですが、その時よりずっと良いと思いました。あの後ライブを何度もしたり、たくさんの曲を書く中で研鑽されたんでしょうか。声に張りがあり、またご本人がとても楽しんで、周りを巻き込もうとしているように感じました。

 また、分島さんは自分の世界をつくるのが上手いです。イラスト/衣装デザイン/そして曲――すべてが「私はこういう人間なの!」と訴えているようです。ある意味で“くせ”のある、でもそれがやみつきになるたぐいの“くせ”なんです。

 ま、こちゃこちゃと書きましたが、僕は一番好きな曲の「ツキナミ」と二番目に好きな「ノットフォーセール・フォッシル」が聴けたので満足です。他はもうなんでもオッケー!(じゃあなぜ書いた)いや、他にも良い点はたくさんありましたよ。バンドメンバーも息が合っていて、ドラムの池田さんの即興演奏なんてとても楽しかったし。あー書ききれない。

 とりあえずアルバムの「ツキナミ」と「luminescence Q.E.D.」を聴いてライブに行きましょう!そしたらみんなハッピー!!

物販でのCD購入者限定のポスター。カッコイイ!


2017年5月21日日曜日

”よう―あたくし様”


テスタメント3脱稿完了のお知らせがありましたね!

 このまま続報もなく出ないで、また5年くらい待たされるんじゃないかとさえ思っていました。なので、出ることが決まっただけでとても嬉しいです。

 僕がシュピーゲルを知ったのは、単行本3巻発売くらいの頃でした。白亜右月さんのシャープな絵柄に惹かれて手を伸ばして、クランチ文体のSFらしい未来的な感じにやられてしまったんですよね。イラスト買いかよ!言わない言わない。

 その辺の経緯はこの残念動画にまとめられています……。

【ニコニコ動画】【冲方1分動画】10年前の読みたい子どもたち【シュピーゲル紹介】

 締切最終日に勢いで作ってアップした動画なのでこの低クオリティなのです(-ω-;) もう気持ちだけですよ、気持ちだけ。最初の衝動を伝えたかったんです。夢というのは最初の衝動を持続させられた者だけが実現できます。(©二十世紀少年)若かった←たかが一年半前だろ!

 とはいえ、すっかり読み込んだ今では、シュピーゲルの魅力は苦境の中で自ら選択をする登場人物達の生きざまと格好良さだと思っています。

 冲方さんは災害/逮捕/大病といった様々な苦境の中でもめげず、真っ直ぐに進み続けて最終巻まで書き上げるという選択をしてくださいました。このこと自体も、シュピーゲルが・冲方さんが伝えたいメッセージなのではないかとさえ思います。

 冲方さんに賞賛と感謝をしつつ、自分がそれにどのような形で恩返しできるのか、今から考えながら発売日を待ちます。

2017年5月16日火曜日

Straight Forward ( or not ?)

 最近自分の言うことにあまりにも一貫性がないかな?とか思っています。昨日la la larksの話をしたと思ったら今日はシュピーゲルの話、次の日はマンガの紹介、という調子ですから。古墳の話をしたこともありましたね。イミフメイ……。

 一応自分の中ではつながっているんです!ツイッターでもブログでも、自分が「おもしろい」と思ったことを書こうと決めています。

 「面白い」でも「オモシロイ」でもなく「おもしろい」なのが重要です。前者では海場社長あたりが「ふぅん」という言葉をマクラにしつつ言う感じですし、後者では森見登美彦風味が出てきてしまうと感じるからです。狸の親分が出てくるかもしれません。有頂天家族!

 おもしろいことは世の中にたくさん、それこそいくらでもあると思っています。ただ、多すぎるのも時には問題。せっかく見つけても忘れてしまうんですよね。最近特に物忘れが激しくなりました。道や名前がなかなか出てこなかったり、やすやすとダブルブッキングしてしまったり。年をとったか、くぅ~。

 だからこのブログやツイッタ、そして小説は、そういったおもしろいことを書きとめるためにやっている部分もあります。言葉で書き残しておけば忘れないし、埋もれてしまうおもしろいことを人に伝えることもできます。

 はかない、美しいもの、価値のあるものを少しでも留めようという努力が、絵や/音楽や/言葉を生んだのではないでしょうか。

2017年5月12日金曜日

地面も言葉も疑いながら

 地に足をつけろ、という言葉があります。『考え方や行動が堅実・着実で、裏付けがしっかりしているさま』とのことです。©広辞苑。現実を見ろ、とか夢見がちになるな、あたりが類義語だと思います。こう思うことも不思議といえば不思議ですよね。地面に立っていれば現実的でしょうか?座ったり、寝転がったりしていた方が安定するし、身体も疲れないです。ちょっとくたびれてバランスを崩したりしたら、もう足なんて信用できません。


 夢見がちになるな、というのも気になります。大変リアルな夢だってあるでしょう。僕は今朝、大好きな歌手で既に解散してしまったGARNET CROWが復活ライブを行う!というニュースを聞かされる夢を見て、狂喜した瞬間に目が覚めました。起きてもしばらくそれが夢だと信じられなかったくらいです。物凄くリアルで、本当にニュースサイトの映像を見ているかのようでした。レイアウトなんていかにもそれらしくて、新しい舞台用の衣装を着たメンバーが映っていて……。『現』に『事実』としてあることが現実といいます。あの瞬間、確かにこの夢は僕にとっての事実でした。確かに裏付けこそないですが、夢見がちになっても考え方や行動が無軌道になったりはしないのでは?


 同人活動を始めて、ブログを書くようになって、こういう言葉の細かい意味が気になるようになりました。ちょこちょこと記事にもしているので、気づかれているかもしれません。語弊があって、自分の意図が伝えられないようでは困ってしまいますから。正しくて分かりやすい言葉を使いたいものです。安直な考えですけれど。


 一方で、どんなに様々な多くの言葉を費やしても伝えられないものもあるだろう、という思いもぬぐえません。それが本当かどうか確かめるために文章を連ねたいものです。

2017年5月8日月曜日

Kids-MGMTがテーマ曲

 子供があまり好きではありません。いきなり暗い!これは身体的な意味(幼児体型、など)でも、精神的な意味でも(子供っぽい、とか)あります。一言で言ってしまうと、人間に見えないからです。

 前者の観点からだと、子供の身体というのは少々アンバランスだと思います。お腹なんかぽこんと飛び出ているし、3,4歳だと、4頭身くらいですよね。身体に対して頭が大きすぎます。ちょっと力を入れられたらいきなりぽきりと折れてしまいそうで、どきどきしてしまうのです。脳が成長し過ぎた副作用ではないかと勘ぐってしまいます。

 子供のこころもよく分かりません。どう動きたがるか予測がつかない。いきなり走り出してどこかにいってしまうことなんて日常茶飯事でしょう。言うことも遠慮や歯止めというものを知りません。さっきまで何かについて騒いでいたと思ったら、もう興味を失って他のことをしている。人間というより、野生の動物のような気がしてしまいます。世のお父さんお母さんには頭が下がります。

 色々考えると、子供が自分を型に押し込めて、形をどうにかこうにか整えたものが大人、人間と思えるものなのかもしれません。社会で暮らすため、他人と一緒に過ごすため、自分を押し固めて我慢して過ごす。そうすることでようやく人間として認めてもらえる。その間に消して、目をそらしてきた衝動や気持ちの残骸の上に立って。そうやって選び取ってきたものと、踏みつけてしまったもの、どちらが本当の自分でしょうか……。なんてね。

 そうは言っても、身体が大きくなったらもう子供として扱ってくれないのが昔の普通だったはずです。ある年になったら、刺青を入れたり、割礼をしたりして、その瞬間からもう大人、なんてのは今でも続けられている風習だそうですし。痛みに耐えられないような弱いものは共同体で生きる資格がない。どうしたら大人か、人間か、なんてのは余裕のある時代の感傷ですね。


家の近所の古墳。昔の子供はどうしつけられたのか、とか気になりませんか?


2017年5月7日日曜日

”狼は死んだ。もういない。――そういうことに、なっている。”

 こんばんは。一昨日投稿した『アートレイル』の紹介記事が今まで一番ビュー数が多かったのでちょっと複雑な気分の川口です。やはり谷口さんのネームバリューか……。いえ、しかしこれによって『アートレイル』、谷口さん、ひいては樋口彰彦さんの名前がもっと売れれば何より!ということで、今日も樋口さんの別の作品を紹介することにしました。


『ルー=ガルー 忌避すべき狼』
原作:京極夏彦/作画:樋口彰彦


 前回の記事でも少し触れた、京極夏彦さんの小説のコミカライズです。京極さんといえば大御所大人気大作家として言わずもがな。(大が多い)特に妖怪や人の心の闇を扱った作品に定評がありますが、今作は数少ないSFものです。

 舞台は近未来の日本。パンデミックにより天文学的多数の死者を出した世界の人々は強烈な監視社会のもと、物理的接触を避け、モニタと『端末』を通して他者と交流していました。その中で生きる主人公の牧野葉月は、数少ないリアルの知人の一人を殺人事件により失います。それをきっかけに葉月は事件の真相へ、そして人と向き合うことに踏み出すのです……。

 書いていて気づきましたが、このスジって『ハーモニー』に似ていますね……。こちらの方が先なのでパクリではありませんよ!『ハーモニー』は個人をリソースとして過剰に保護する社会に対する息苦しさ、さらにはそもそも人間の価値とは何か、ということがテーマだったと思います。『ルー=ガルー』は葉月が生きるということ、ひいては人と接するということを受け入れる、個人の成長物語です。

葉月に接したいと思わせる周りの仲間たちも華で、神秘的なボク女:歩未、天才発明少女:美緒、チャイニーズツンデレ:麗猫……。ちょっとミーハーな書き方をしてしまいましたが、樋口さんのこの女の子たちの描き方がとても可愛い。現在ネットで見られる画像だと伝わり辛いのですが、原作中での微妙な表情の揺れが胸を掴むんです!


(左下から美緒、麗猫、葉月、歩未。上の二人は原作で!笑)

とても可愛い。

大事なことなので二度言いました。京極さんの原作の冷たさと、樋口さんの絵の暖かさが同居するこの稀有な作品を読まないのはとてももったいないです!どうか目を離さないでください。

2017年5月4日木曜日

『設定』と『かわいい』では弱い?


今日は久々にマンガの紹介をします!こちらです。



原作:谷口悟朗/作画:樋口彰彦 
『アートレイル-ニセカヰ的日常と殲滅エレメント-』

自分で定めた予定、『日常』にこだわりをもつ高校生、四十万伊織はある日唐突に謎の存在、『アートレイル』(表紙の黒い四角いもの)と遭遇します。
そして同時に、アートレイルが地球の半分を消し飛ばしたこと、自分がアートレイルと『対話』するために生み出された人工的な存在であったことを知らされます。
それだけでなく、これまでの生活はその能力を測るためかりそめに『設定』されたものであったと知るのです……。

 発売当初は『無限のリヴァイアス』や『コードギアス』で有名なアニメ監督、谷口悟朗さんの初のマンガ原作!という触れ込みで大々的に登場したマンガです。声優さんに声をあててもらうイベントなどやって、大きく宣伝していました。谷口さんらしく、大味なSF設定と、目を引くキャラクターがこの作品の第一の魅力でしょう。

 作画の樋口彰彦さんも京極夏彦さん『ルー=ガルー』のコミカライズなどで実績のあるマンガ家さんで、とてもかわいい(迫真)絵を描かれています。昔はアクション描写に少し物足りなさがあったのですが、この『アートレイル』では迫力を増しており、かわいさ(重要)と恰好良さが同居して魅力となっています。

しかしこの作品……、宣伝のわりに売れなかったのか、2巻以降の単行本が未発売&発売自体未定なのです!
もう4巻分溜まっているらしいのに(; ;)(樋口さんツイッターより)

確かに、一見しただけだとどこが面白いポイントなのか分かりにくい点があると思うので、読者がついてこれなかったのかもしれません。
しかし!『設定』された自分の境遇に抗う伊織の生きざまと、樋口さんによって描かれる伊織を支える仲間の面々の可愛さ(大事なことなので二度)&凛々しさは心に残るものがあります。



2話より。webでも読める話なので転載します。伊織が母(設定)だったこずえにつめよるシーンなのですが、このお母さんの表情かわいすぎではないですか?(小並感)


ぜひ皆さん読んでみてください。そして単行本続刊刊行の声を出版社に伝えてあげて頂ければ幸いです(_ _)

2017年5月2日火曜日

名古屋コミティアありがとうございました

 遅くなりましたが、名古屋コミティアありがとうございました!ツイッターにも書きましたが、イラストを描いてくださった山羊止様、運営の皆様、何より購入者様、感謝しかありません。

 ティア系のイベントは初参加で、大変勉強になることばかりでした……。今日は自分のためのまとめ&後進へのアドバイスとして学んだことを書いておこうと思います。


・休日の朝の名古屋の道は予想以上に空いている

 いきなり地元ネタかよ!(投石)最初は軽い話からいこうと思いまして。まず驚いたのがこれでしたし。平日と同じくらいの混み具合の想定で家を出たのですが、予定より30分近く早く会場のセンチュリーホールについてしまいました。もうビュンビュン、駐車場もガラガラでしたね。名古屋で同人イベントに会場入りする場合は、車が断然良いでしょう。


・小説本とイラスト本の売り方は全然違う

 今回初オリジナル、ということで、きちんとした表紙と挿絵をつけようと思い、イラストを発注しました。体裁の面もありましたが、綺麗なイラストがついていた方が手に取ってもらえて、売れやすいだろうとも思っていました。(ゲス)
 しかし誤算だったのは、手に取ってくれても、中を見て小説だと分かるとすぐ去ってしまう方が多かったということです。冷静になって自分の購買履歴を考えてみても、多少セリフや物語がザルでも、絵が良い同人はさらさら買ってしまっていたという事実。良いイラストはもちろんあった方が良いですが、帯とキャッチコピーをつけたり、あらすじをつけたりなど、言葉で中身の良さを説明する努力が必要でした。


・同人の販売形式は相当特殊。それに即した商品陳列で

 これは座っている間に突然思いつきました。普段書店で本を買う時は:平積みになっているものを自分で探して・少し立ち読みなんかして・遠くにいる店員さんのところに持って行って購入、といった感じですよね。しかしコミケやティアで売る場合は:狭いスペースに少し置かれている本を・売り子さんがいる前でちょっと気をつかいながら試し読みして・その場で話しかけて購入。これで落ち着いて判断して、買ってもらえるでしょうか?引っ込み思案な方なら、緊張してしまって去ってしまうかもしれません……。もっと僕が目につかないように、良い意味で放っておかれたような状況で読んでもらえる環境を整えるべきでした。

実際の画像。この後ろに僕の顔があったらプレッシャーですよ……

以上ざくざくと書きました。この反省を活かし、次回のイベントではより良い環境で皆様に手に取っていただけるようにしたいです。次は夏コミ!の予定!!当選するように祈っておいてください……。

2017年4月28日金曜日

息を吹き返す黄金週間

お久しぶりです!ようやく復活したのでブログを再開できます。今週は仕事が忙しすぎて、とてもとても更新する余力がありませんでした……。4月末と5月上旬は更新をストップする、という内規にしようと思います。ふがいないですが、今年はオンオフをつける、という路線で。書く時は書く、そのぶん生活の糧を得る時はそっちに集中します。

さて、前回から言っていますが、明後日は名古屋コミティア50です!初のオリジナル短編「アリアを憎んでいる」を販売します。しかし宣伝って難しいですね。自分があまり好きではない行為なので、何を書けばいいのか思いつきません。迷ってしまって、ネットで通販サイトをサーフィンしていたら、前から欲しかったPS4とソフトとマンガを大人買いしてしまいました。ハッ、向こうの宣伝に乗せられている。

これに気づいて自分がなぜ購入したかを思い返しました。そして気づいたのです。買った際の最後の一押しになったのは試し読みやプレイ動画など、つまり実際のお試しだったと。その製品を得た際の効用を実感することで、購入が無駄にならない、むしろお金以上の価値を生む、と信じられます。我らが冲方さんが書いている通り、徒労感は悪夢です。人間は嫌なことこそ強く覚えてしまうと言いますしね。

ということで、今回の「アリア」に関しても同じことにトライしてみようと思います。本文中を一部抜粋して、試し読み可能にします!

本当は挿絵がもっとたくさんあれば、イラストと併記してよりインパクトのある感じにできたんですけど。執筆ペースが遅すぎて、複数枚頼めなくなってしまったのが悔やまれます。山羊止さんの美麗イラストもっと見たかった。完全な読者目線。ツイッターでは画像の方が強いそうですし。


さて、肝心の本文公開は……明日からツイッターで!アッ、痛い、石を投げないで。今思いついたので許してください。もう少しお待ちを!!

2017年4月19日水曜日

ほんの一節でも刻ませて

 今日のブログは短いです。入稿締切直前の追い込みなので。お察しください(汗)
今回はスケジュール管理が最大の反省です。

 忘れられているかもしれませんので書きますと、今回の名古屋コミティア50に出品するのは、3万字の短編小説です。ちょっと感じの悪い男子高校生、永屋覚徒(かくと)が、クール&ストリクトな同級生の女の子「アリア」にがつんとやられる話です。

 読みやすさを重点の1つとしましたので、さらさらと読めると思います。サークルカットで「ひとと向きあうための短編小説」なんておおげさなキャッチコピーをつけてしまったので絶賛震え中ですが。ああ、やっぱりこの段階でもう少し内容やサークルカットを詰めていられたら……。(今更)

イラストをつけたい人生だった

 不安でいっぱいですが、日数もないことですし、残った力を注ぎ込むことだけ考えます。短くても、短いからこそ、心に残るものを。