2017年3月28日火曜日

最近のドル円と日経平均について

 唐突に安い経済ブログみたいなタイトルをつけてしまいました。FX絡みの、必勝法伝授!みたいなサイトとかにお茶濁しみたいに書かれてそうなお題目。そんなこと言うなら書くなよ、っていう話ですよね。まあ書くんですけど。

 ドル円がここ数日は110円台で推移していますね。およそ一月前は114円台、ともすれば115円に届く日もあったことを考えるとオドロキです。4か月ぶりの円高水準らしいですよ。原因はトランプ政権への不安感が増したこと、みたいな記事を読みました。たぶんそうなのでしょう。個人的には、これまでが期待し過ぎだったのだと思います。あれだけ賛否が分かれた大統領なのですから、何かをしようとすれば反発や混乱が起こるのは必至。大体このくらい、としか言えませんが、ドル円は今くらいの値が妥当ではないでしょうか。そう考えると、一度下がった日経平均がまた持ち直したことに気味悪さを感じます。現在の高値水準は日銀が緩和しまくりの資金投下しまくりで、悪く言えば買い支えている面が多分にあると思います。実体経済に対する期待から投資するのではなく、投機感覚の人も多いのでは?


 具体的に何がという話では全くありませんが(予防線)、株価に限らず、見るべきものから目をそらしていることが多いような気がします。中東問題・ISの問題が報じられる量がめっきり減った気がしますが、まだ戦闘は続いているのでは?雪崩もベトナム人の女の子が連れ去られたのも大変悲惨な事件だけど、籠池はどうなった?いかにもワイドショー的に、大きな事件を次から次へと流してなんとなく風化させていくような雰囲気があると思います。自分の足で地に立って、見るべき方向を見定め続ける根気が求められているのではないでしょうか。

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