さて、昨日の続きです。端的におさらいすると、今期の新作アニメ「ハンドシェイカー」での乳揺れ表現が叩かれるのが気に食わないから反論しよう、という話です。乳揺れ、って結構卑猥な字面だな。R-18。使うけど。
さて「ハンドシェイカー」での乳揺れの何が叩かれた方というと、ものすごくゆさゆさしてたんですよね。その表現の対象になったのは主人公のクラスメイトの巨乳女子だったのですが、ちょっと肩を上下させただけでおっぱいがボールみたいに揺れる揺れる。これが大げさすぎて気持ち悪い、つまらんという趣旨でした。
しかし、この批判に僕は意義を唱えたい――(おおげさ)、昨今はこういう表現こそウケるのだと。
その例となる作品がかの有名な「君の名は。」これを劇場で観た時僕が一番衝撃を受けたのは、瀧in三葉が自分(?)のおっぱいを揉むシーンでした。
この画像だけ切り出すとよりヤバさが増すように思う |
その時僕はうわ、お下品やろ!と内心で叫びました。こんな露骨な表現は嫌がられるに違いない、目はそらされ、抗議殺到だ、と。しかしその瞬間劇場に巻き起こったのは、まさにどっ、という感じの笑いだったのです。男女双方からの。
それだけで僕にとってはかなりの衝撃です。いきなりの右ストレートです。しかしこれだけでは終わらず、おっぱいもみもみシーンは続くのです。確か3度ほど、くどいくらい繰り返されました。そしてそのたびに巻き起こり、どんどんと勢力を増す笑いの渦!まるで連続ジャブ!!
この反応は、たまたま僕が観に行った劇場・僕が観に行った回だけのものだったかもしれないので、断言はできません。しかし今現在も大ヒットを続けている「君の名は。」の実績から鑑みると、昨今ではこういうちょっと露骨なくらいの表現がウケるのだと思うのです。あっはっは、ばかばしいなぁ、というような感じで。そしてこれこそライトユーザーから、アニメに求められているものなのではないかと推測します。
軽く調べてみると「K」でも同様の表現があったとのこと。「ハンドシェイカー」の制作陣はこの事実を察知しており、かねてから意図的にオーバーな表現をしているのではないでしょうか。特に「ハンドシェイカー」はキャラクターデザインも低めの頭身・大きな目という若年層向け作品のような趣向です。制作陣の意図は分りませんが、このデザインからアニメを見始めたばかりのライトユーザーをターゲットとしていると仮定すれば、より納得できます。
うーん、安い評論ブログみたいなことを書いてしまった。もっと説得力のある文章にしたいけれど、今の自分にある能力と時間じゃこの程度……。自戒も込めて公開し残します。
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