2017年1月23日月曜日

でってゅう


 たいていのことはくだらないものだと思います。くだらない、というと過分にマイナスなイメージがついてしまうかもしれないので、もう少しマイルドに言いかえると、ささいなこと、くらいでしょうか。

 あまり具体的に場面を絞ると話が逸れてそうなので、あくまで僕が日頃の生活の中でぼんやり思っていること、という前提です。例えば、小さなことで怒り過ぎだと思います。そんなことにそこまで強く言い募ったり、拘る必要があるかな、という反応をしている人をよく見かけているような。まぁその方がいいかもしれないけれど、そこまで怒るくらいなら、どちらでもいいでしょう、と言う感じ。

 他にも、ワキが甘い、と思うようなこともあります。仕事の朝礼で、せっかくきちんとした格好で立っているのに、鼻毛がちょろりと出ているとか。なぜそこまでできるのに、鼻毛のひとつくらい剃ろうと思わなかったのだろう?あとは、また仕事での例えですが、部署の目標としてスローガンを決めたのに、唱和の時に言い間違えるとか。なんでそこを言い間違える?目がテンです。
 僕のパターンとして、こういうことを考えていくといつも「ま、自分もそうだけど……」という話になってしまいます。例えば、細かいことをいつまでも気にしてしまったり。周りに騒がしいものがあると、自分に全然関係なくても気が引っ張られてしまったり。(少し違うか?)自覚があるのにいつもそんなことばかりです。つまるところ、こういう僕が考えていることさえも抜けだらけのささいなこと……、という結論に落ち着きます。

 暗い考えと言われるでしょうか。自分でも半分くらいはそう思います。ただ、もう半分では前向きにもとらえています。どうせ周りも自分もくだらないものばかりなら、自分の好きなように、自分が価値を見出せるものだけを見ていればよいと。そうやって誰もかれも他人のことなど気にせず、ただ各自が行きたい方向にだけ向かっていれば、衝突もなくなって平和な世の中になったりして。自分の我を通せ、という意味ではなく。話が綿毛みたいに散り散りになってしまいました。

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