2017年1月19日木曜日

舞台化の話?しないよ

 昨日の直木賞&天地明察舞台化ネタが今までで一番ビュー数を稼いでいて少し驚きました。やはり時事ネタは強いのかな。あまり賞とかをきっかけにしてモノを買ったりしたことがないのでよくわかりません。そもそもなぜ芥川龍之介はみんな知ってるけど直木三十五は知らないのでしょうか。宣伝が悪かった?

 我らが冲方さんの落選については特にコメントはありません。ちょっと前にツイッタで言いましたが、天地でムリだったのだから「12人の~」で獲るのはキツいでしょう、という一言に尽きます。この考えには僕はミステリがあまり好きでないから、というのも多分にあります。ミステリって論理の説明が先行してしまって、登場人物の考え方や生き方が脇役にされてしまうように思うんですよね。ま、それがウリなんだから仕方ないんでしょうけれど。だからあんまり言いません。
 
 生き方とか考え方、とかいう話でいくと、最近不必要なものは買わないように心がけています。単に節約のためでもあるけれど、自分の周りにいらないものがある状況が耐えられないんですよね。必要なものだけに囲まれていたい。必要だと思うことができれば、マンガでもゲームでも全然買うんですが。最近流行のミニマリスト(もはや流行っていないか?)の方々も似たような考え方に立っていると思います。

 そういう考え方が社会に求められているとも感じます。トヨタ式、ジャストインタイム。カイゼンカイゼン、無駄なものを徹底して持たない。あ、こんなことばかり書くと仕事がバレるかな。日本人がそういう考えが好きなのかもしれないですが。日経新聞とかによく書いてある「日本人は労働生産性が低い!UPしよう!!」的な話も同じ根っこの発想では。


でも実践しようとして思うのは、こういうスタイルは疲れる、ということです。仕事も余暇の時間もフルに使え、ってことですからね。いつもいつも次にやることを考えてしまって、心に落ち着きがなくなる。人間はなんとかして考えないで済むようにしたい生き物だと思い知らされます。こんなに脳がデカいのに。ただ、そういう生理的な欲求を押さえて、一生懸命時間をつくって、何かに打ち込む。その先にきっと良い成果があるのでしょう。そういったものが社会を進歩させてきたと思います。

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