2017年1月27日金曜日

トーイクにきょういく

 今日TOEICを受けてきました。団体用のTOEIC-IPだったので慣れた内容でしたが、世間で受ける公式のものは問題形式が変わってしまったそうですね。しかも去年からすでに。知るのが今更かつ遅い。

 僕はまだ新形式は受けていないのでよくわかりませんが、写真の問題と穴埋めが減って、かわりに会話から適切な答えを選ぶ形式が増えたそうです。妥当な流れだと思います。穴埋めなんていかにも日本的だし……。最初に配られる試験の説明の書類も少し変化が起こっていて、少し前から新しく始まったTOEIC speaking & writingの宣伝が併記されていました。でもこんなの、実際にやっている人はどれくらいなのかなあと思います。スピーキングやライティングに力を入れたいような英語学習者は最初からTOEFLをやるのでは?日本ではTOEICほど有名ないのは、なにより費用の問題があるとは思いますが。凝っている分TOEFLは受ける方も採点する方も大変ですしね。

 そう考えるとそもそもペーパーテストによる英語能力の診断とは、みたいな考えがよぎります。一度面接でもして英語で話させた方が能力が分かるでしょう。一人一人きちんと面談するコストと、お高いTOEFLの実施料とどちらがマシか?結局金の問題で考えてしまうのは良くない癖ですね。そもそもコミュニケーションとは人間と話したいという思いから発展していくものですから、細かい能力よりも外国人と話そうという意志により重点を置いた方が良いのでは、と思ったり。これからどんどんGoogle翻訳も進化して、人間が考えなくても言葉自体はつくれますしね。


ただ、機械がつくった(ここではあえてつくった、と言っていますが)言葉をどこまで信用できるかな、という新たな問いも思いつきます。あなたのスマホが話しているその言葉は本当にあなたの言葉か。とはいえ僕はスマホの仕組みもパソコンの仕組みも知らないんですけれど。突き詰めたらそもそも使えなくなってしまいます。エンジニアになればよかったか?パソコンやネットの仕組みを完全に理解しようと思ったら何学部に入ればよかったかな、情報科かな。

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